富士登山口(富士宮口、御殿場口、須走口)

7月 29th, 2008

玄関を出て、見上げてみれば、富士山に雲ひとつない快晴。
出不精にガソリン高騰が重なり?!このところ家の中で過ごしがちだったのですが、久しぶりにドライブに出掛けることにしました。

「こんなに天気が良ければ、富士山からの眺めは最高なんじゃない?」ということで、富士山5合目を目指して出発進行!!

まずは、お店から一番近い 富士宮口(三島口)を目指します。
雑貨運搬用として大活躍している軽ワゴンは、唸り声を上げて登山口に近づこうと必死です。
燃料の消費を抑えるためにこの軽ワゴンを選んだのですが、この調子だと余計にガソリンを消費しそうだし、環境破壊のような気がして後悔の念が込み上げて来ました。

そうしてやっとのことで辿り着いた富士登山富士宮口(三島口)。
駐車している車のナンバーから地元の人々と関西方面からの登山・観光客が多い富士登山口となっているようです。

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富士登山道入口付近では、富士宮口5合目に観光にやってきた人々が記念写真を撮っている姿が目立ちました。

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登山道に目を向けると腰の曲がったお婆ちゃんが山頂目指して山を登っています。
「お婆ちゃん、頑張ってくださいね!」

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富士登山富士宮口(三島口)からの眺めはこんな感じです。
左は伊豆半島、正面には駿河湾、右には清水の三保の松島を一望できる大パノラマが目の前に広がります。

■富士登山富士宮口(三島口)
■所要時間:登山4~7時間、下山:2~3時間
■利点
①登山口の標高が2,400Mで山頂まで最短距離で登れる。
②駿河湾を一望できる眺望が魅力的。
③日出、日没時に「影富士」を見ることができる。
■難点
①登山道と下山道が同じルートのため、混雑しやすい。
②登山道や山小屋からの御来光が拝めない場所が多い。
③南斜面のため、日差しの影響を受けやすい。

次は、御殿場口へと向かいます。
途中、マイカー規制の布かれる時期には登山客の駐車スペースとなる水ケ塚公園に寄りました。

ここは、富士山スカイライン沿いにある標高1,500M一帯に広がる自然公園です。
公園からは、宝永山を正面に見ることができます。
宝永山ハイキングコースもここ水ケ塚公園から始まるそうです。
この公園では、売店やお手洗いの設備もあります。
景色も良く、とても便利な公園は、観光客にとって重要なスポットだと思いました。

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そして、富士登山御殿場口へと入っていきます。
富士登山御殿場口5合目は、他の登山口よりも標高が低く、富士山スカイラインからの分岐点からは、近くに感じることができます。

ここ御殿場口の駐車場は、貸切の観光バスが8台と乗用車数台が停まっている程度でとても空いていました。

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富士登山御殿場口は、ひっそりとしている感じがしました。
しばらくすると富士登山を終えた小学生の団体がワイワイ、ガヤガヤとその沈黙を破り、バスを連ね帰って行きました。
みんな全身真っ黒になっていて、とても疲れている様子でした・・・。
「夏休みの思い出いっぱいできたかなっ?」

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富士登山道からは、こんな風に見慣れた富士山らしい山の姿が見えます。
ここ御殿場口5合目は、山頂までの距離が一番長いルートなので、ゆっくり登りたい方にオススメですが、どちらかというと大砂走りがあることで下山道として人気が高いようです。

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富士登山御殿場口からの眺めは、こんな感じです。
眼下に広がる山々を見下ろすことができるのですが、山の天気は変わりやすく、さっきまで晴れていたかと思うと、5分もするとこんな風に一気に雲に覆われたりします。
下界を一望できる写真を残せませんでした。

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御殿場口では、富士登山道の入口付近の植樹運動が盛んに行われいるようでした。
小さな苗木が大きく育ち、登山客を迎え入れてくれる日は、そう遠くないはずです。
ここでは、ホタルブクロや野バラ、フジアザミ、その他いろいろな植物を見ることができました。

■富士登山御殿場口
■所要時間:登山7~8時間、下山:3時間
■利点
①他の登山道よりも空いているため、ゆっくり登れ、帰りは大砂走りで快適に下山できる。
②標高が低く、高度に順応しやすい。
③どの場所からも御来光を拝むことができる。
■難点
①標高が低いため、山頂までの距離があり、体力が必要。
②景色が単調で、砂礫の部分が多く登りづらい。
③山小屋が少なく、休憩がとりにくい。

最後は、須走口です。
ここは、位置的にお店ある朝霧高原の真後ろに当たる登山口です。
ちょうどこれで富士山を半周したことになります。

ふじあざみラインを入ると、並木に挟まれた気持ちの良い直線道路を走り抜けることになります。
木と木の間からは富士山が顔を出しています。

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しばらく走ると、かなりの急勾配にまたしても軽ワゴンは、唸り声を上げて急坂を登りはじめました。
登山道まであと5KM、4KM、3KMと、なかなか目的地までの距離が縮まりません。

そして、やっとのことで須走口に到着です。
駐車場は、それなりに広く、整備されていて、登山客もやや多いような印象を受けました。
また、ここ富士登山須走口は、他の2つの登山口に比べると、駐車場に誘導員がいたり、呼び込み上手な売店があったりと、観光に力を入れている感じがしました。

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富士登山須走口の入口付近は、こんな感じです。
神社のあるところまでは人工的に作られた階段を上ることになりますが、それ以降は、しばらく森の中の道を歩くようになります。

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しばらくは木々に覆われた緑が続く登山道、鳥のさえずりに耳を傾けたり、高山植物を観察しながらハイキング気分で登山ができそうな雰囲気でした。

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富士登山須走口からの眺めです。
雲が垂れこめてしまいましたが、左手には山中湖を見ることができます。

■富士登山須走口
■所要時間:登山5~6時間、下山:2時間30分
■利点
①河口湖口と合流する本8合目までは比較的ゆっくり登れる、帰りは砂走りで下山できる。
②緑が多く、草花を観察できる。
③どの場所からも御来光を拝むことができる。
■難点
①標高がやや低いため、それなりに体力が必要。
②下山道の砂走りは、石が多く軽快には下山できない。
③御来光の時間帯は渋滞しやすい。

これで今日の目的は達成です。
開山期のこれからは、ますます登山客で賑わいをみせるであろう富士山。
登山されるみなさんの登頂達成と無事下山を祈りたいと思います。

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帰り道、御殿場市内では、こんなに素敵な夕焼けが広がりました。
富士山がオレンジ色に包まれて、うっとりするような時間が流れていきました。

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黄昏時を過ぎたころ、富士山の山小屋にはポツリ、ポツリと灯りが点りました。
「みなさん、明日に備え今宵はゆっくり休めますように☆」

そう富士登山を見守る私ですが、まだ一度も登頂したことがありません。
18年位前に山頂を目指して仲間と登山したものの、9合目直前で一歩も動けなくなり仲間と一緒に下山することになったのです。

その後も何度か5合目までは足を運んでいるのですが、どうもあの時のことを思い出すと富士登山に消極的になってしまうのです。
そう、高山病が怖くて仕方ないのです・・・。

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